遥かに仰ぎ、麗しの


 みやびちゃんぷりちー!

 というわけで「かにしの」こと『遥かに仰ぎ、麗しの』をプレイし、オールクリアしたですよ。ひさびさに全体的なレベルが高い大変楽しい作品だったので普段はここではあまり話題にしないアダルトなゲームに関することを書くのです。まあRicotte関連があるのでいまさらなカンジでもありますが。

 本校系生徒と分校系生徒でシナリオを書いた人が違うということで、 [本校系] 梓乃→みやび→殿子 → [分校系] 栖香→美綺→邑那 の順でプレイしました。Ricotteもビックリなくらい本校と分校で主人公の性格とか行動の仕方が違いますが別の日にやったこともあって特に混乱も無くどっちも楽しめました~。本校はスーパー司先生、分校はノーマル主人公タイプ司先生ですねー。

ネタバレ感想

 

 見たエンディング順に感想ー。


八乙女 梓乃(やおとめ しの)CV:佐本ニ厘

 三嶋さんルートは無いのかしらんと他のキャラルートに入らなさそうな選択肢を選び続けてたらいつのまにか「しのしの日記」に突入してました。

 最初は「大嫌いですっ!」から始まり、だんだん惹かれていく過程がよかったっす。

 最初に主人公がヒロインを救い、ヒロインが主人公を救うというのはよいねー。

 「うっかり逆玉男」はスゴイいい名称。あと、おじいさん大好き。


風祭みやび (かざまつり みやび)CV:北都南

 みやびちゃんぷりちー! ということで理事長。

 しのしのシナリオで司センセのトラウマが判明してるのでそこをどう乗り越えるのかしら~とワクワクしながら進めてました。

 秘書をちゃんとこなしたり人心掌握がうまいといわれたりとこのルートのセンセが一番凄そうな予感。

 半分はリーダさんシナリオでもあり大活躍ですね~。ハッピーエンドのためにも彼女は欠かせなかった。帰れこの馬鹿ー♪

 この3人なら世界が獲れそう。風祭の家を別にしてもコネすごいしなー。


鷹月 殿子(たかつき とのこ)CV:遠山枝里子

 本校系最後は殿ちゃん。序盤は裏を知ってるだけに、しのしのの動向が気になります。

 立ち絵の上目遣いが破壊力大。甘え上手? そして娘へ進化。

 「ハッタリだな」一回自信満々に言ってみたいセリフ。

 冷静に考えると発見した飛行機を組み立てて飛ばすとか、そんなことしてええんかいって感じですがロマンだなーと普通に楽しんだデス。

 このルートの司センセは一番楽しそうに見えるね。


仁礼 栖香(にれ すみか)CV:井村屋ほのか

 なんというか一番愉快な娘ですよね。シリアナード・レイ。回想の大部分を埋めていった女。

 真面目だけど想定外の事態に弱く、気をとられてる事があると他がおろそかになりがち、そしてなにかと鵜呑みにしがち。

 ヒロインの中では一番ほっとけないタイプの子ですなー。


相沢 美綺(あいざわ みさき)CV:安玖深音

 我らがみさきち。ゲームで最初に出てきたヒロインでもあり頼れる人物です。

 頭の回転も速く行動力がありヒロインというよりヒーローですねー。カッコいいぜ相棒。

 分校系キャラだけど情報通という部分で使い勝手がいいのか本校系の話にもかなりの頻度で出てくるね。

 ED後、美綺パパとの対決の行方やいかに。


榛葉 邑那(はしば ゆうな)CV:風華

 相変わらず緑色の悪魔トラウマのせいでメガネキャラは好感度が激減するという状態が続いております。ということで6人の中では一番好感度低いです。別に嫌いとかではないんですけどね~。

 後半で特に何もしてないのにすみすみがみさきちをお姉様って呼んでてビックリ。というか主人公いなくてもあのへん解決できるのねん。まあ分校系全体が司センセがいなくてもなんとかなったけど側にいてくれて嬉しかったから好きーみたいなカンジかな。

 普通にいい人だと思ってたので見事騙されてみたり。みやびールートで由が普通にいい人だったせいもあるかも。

 最終的には割とみやびールートの3人の関係に近いものがあるのかな。



 

 この手のゲームが終わると「一番お気に入りの子は誰だろう?」と考えたりするわけですが。いいゲームほど一人にしぼるのは難しい~。今のところ梓乃と美綺が双璧ってかんじです。最終的には引っ張ってくれるような娘がいいんかね。

 三嶋さんが攻略できないのは非情に残念。黒髪お嬢様ダイスキ。あのお互いに軽口を言い合うところとかお気に入りですよ。かなっぺは素直に暁先生と幸せになっていただきたく。双子の世話とかは大変でしょうが。

 基本的に1回クリアしたら2週目プレイとかはすることはないんですが今回はお気に入り度が高いのでルートごとのよさげな場面のセーブとかをしつつ再プレイとかしてますですよ。

 あとクリア後にあえてやってなかった体験版をダウンしてやったら最後に製品には無い本校系分校系それぞれのキャラ紹介があって楽しかった。特にみさきちの語った嘘陵辱物ストーリーは普通にありそうな話すぎ。